鈍感
井川は大学の理工学部准教授。
大学卒業後、恩師の研究室で働いてきた。
しかし、その恩師が青酸化合物を飲んで急逝したことで、女性関係が大きく動き出した。
恩師の未亡人であり、実は大学時代に2ヵ月だけ付き合っていた麻美への思いをグッとこらえる井川。
移り気ながらも男にモテる元カノに、がっついたところを見せたくなかったからだ。
その欲望は別の同級生に向けられる。
恩師の葬式を機に会うようになった由里子だ。
人妻である彼女に誘われるがままに、井川は体を重ねるようになる。
由里子を麻美の代用品にして、元カノが好きだったプレイに興じる井川。
だが、由里子から「学生の頃から好きだった」と告白されて……。
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