修羅の君
寺沢は造園業者で働く24歳。
親方と一緒に光風の丘というニュータウンに来ている。
今日の依頼はチャドクガの駆除だ。
依頼主は30代半ばのボンヤリとした人妻・大西美佐世。
ノーブラで黒いワンピースを着ていて、化粧気がないのに妙に艶っぽい。
「ねえ、チャドクガでかぶれたところ、見る?」と、まるで誘惑するように言ってきた。
害虫の駆除だけでなく、軒下の棚の発注も受け、翌週美佐世の家を訪問することになった。
帰りに親方から「案外ああいうタイプがセックスは激しいんだよ」と言われ、余計に彼女を意識してしまう寺沢。
1週間後、再び家を訪れると、その日の美佐世はうっすらと化粧をしていた。
彼女への興味は高まるばかり。
ある雨の日、工具を忘れたと嘘をついて美佐世の家に上がり込むが……。
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