妖しい夜
千紗子は優雅な生活に浸っていた。
老舗文房具会社の社長だった夫が49歳で急死。
全ての遺産を引き継いだ彼女は名ばかりの社長に就任した。
出社する必要はなく、実務は亡夫の叔父である副社長がしてくれる。
夫の一周忌が過ぎると自宅を売却し、港区に新築の億ションを購入。
34歳でゴージャスな未亡人になった。
1年半前に亡くなった夫は天国で驚いていることだろう。
もう彼からの干渉もない。
千紗子は自由気ままに自堕落な生活を享受していく。
これこそが夢見ていた世界。
彼女は様々な男たちと身体を重ねていった。
自分の中で作った決まりは「一人の男と三度以上は関係しないこと」。
みんな肉体とともに資産を狙っているのは明らか。
男との関係に溺れてしまうと、1人の女として自由ではなくなってしまうからだ。
夫の甥にあたる史也との関係もそう。
26歳の美少年と荒々しいセックスを楽しみながらも、千紗子は3回で終わらせた。
しかし、その決まりを壊す時がやってきて……。
更新中です。しばらくお待ちください。