母の憂鬱
アラフォーの佐倉美琴は心を悩ませていた。
夫が急逝してから1年。
落ち込んでいた18歳の息子・陽太も落ち着きを取り戻している。
が、その息子が近親相姦をテーマにしたサイトにハマっていることを知ってしまったのだ。
悩み相談の掲示板には、今の陽太が置かれている環境と酷似した人物からの投稿も寄せられていた。
母親のことを「スレンダーなプロポーションで顔立ちは細面、少し古風な雰囲気」と書いていて、それも美琴に当てはまる。
美琴も亡き夫に似てきて、自分好みのイケメンに成長した陽太をひとりの異性として意識していた。
息子に犯される妄想にふけっていると、あそこがグッショリと濡れ始める。
我慢できず、息子の下着の匂いをかぎ、オナニーまでしてしまった。
美琴の気持ちは高ぶるばかりで、とうとう自分も掲示板に書き込むようになる。
自作自演を繰り返して、息子をコントロール。
そして、ある日。
酔っ払ったフリをして帰宅すると、ついに陽太が襲いかかってきて……。
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