俄雨
アパレルメーカーで主任を務めている34歳の美也子は、部下である26歳の男性社員・神崎と一緒に営業回りをした帰り道、急な雨に見舞われてしまう。
二人は慌てて近くの建物に飛び込み雨宿りをするが、そこはなんとラブホテルの入り口であった。
さすがにこんな場所で男女がいるのはマズイと思いつつも、雨足は一向に衰えない。
「主任、雨が止むまで休憩していきません?」唐突に神崎が言った。
美也子は迷った。
いくら休憩だけとは言っても相手は部下の男性社員だ。
さらに自分は人妻でもある。
そんな一方で、久しぶりのスリルに胸がドキドキし始めて……。
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