未亡人だけ
梶尾純太は24歳。
都会での生活に疲れ、1週間前から山梨の田舎町にあるシェアハウスの管理人になった。
シェアハウスは山の麓に立っていて自然豊かな環境だった。
現在の入居者はオーナーでもある35歳の今清水涼子、36歳の吉倉梓。
どちらも未亡人だった。
涼子はストレートロングの黒髪が肩にさらりとかかっていて、少し目尻のさがったやさしげな瞳が印象的。
梓は髪がマロンブラウンでゆるくウエーブしていて、華やかで都会的な雰囲気の女性で、おっとりとした涼子とは違い、言動がハキハキしている。
2人は元同僚らしい。
童貞の純太にとっては刺激が多いシチュエーションだった。
ある日、風呂場にいると、突然、涼子が「背中を流してあげますね」と入ってきた。
素手で身体を洗われ、そのまま艶めかしい初体験を味わう純太。
さらに、夜になると、部屋を梓が訪問してきて……。
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