琥珀色に酩酊して
園田えりかは26歳。
2年前に結婚した雄哉は恋人時代から豹変し、酒浸りになって暴力まで振るうようになっていた。
今日も手を出されて家を飛び出したが、正月明けの東京は優しくない。
深夜に部屋着のままだったえりかはあまりの寒さに震え、お金もなく途方に暮れる。
そんな時、偶然が重なってウイスキーバーに招かれる。
お店の中年マスター・小山圭によると、妻が作った借金のせいで、今日で閉店するらしい。
ホットウイスキーを出してくれて、身も心も温まるえりか。
夫に乱暴されていることに気づいた小山は青あざを優しく撫でてくれると、突然キスしてきた。
2人は寂しさを埋めるように体を求め合う。
えりかは見ず知らずの男に触れる興奮と同時に深い安堵も感じる。
そして、これまで味わったことのない快感に溺れて、何度もイキまくり……。
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