ぴらぴらのワンピース
わたしは高校3年生の女子。
田舎の学校ではいじめられていた。
どうしても東京の大学に行きたくて、夏休みは必死に勉強していた。
そんなわたしを励ましてくれたのが英語教師の下田礼子。
東京の大学を卒業して間もない若い先生で、女優みたいに美人で頭もいいのに、わたしのことを決して見下さない。
ちょっとカールのかかったショートヘアがよく似合っていて、よく黄色いワンピースを着ていた。
私は密かに彼女に恋をしていた。
置き忘れた辞書を取りに行った午後の教室で、そんな礼子が男性生徒と激しく求め合う姿を目撃してしまう。
ぴちゃぴちゃという音とあえぎ声が聞こえてきて、先生の性器がはっきり見えた。
腹が立って仕方なかったが、目が離せない。
私はあふれそうなぐらい濡れていた。
何もかもが不愉快になった私は、シャッター音が聞こえるように、携帯電話でその姿を盗撮するが……。
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