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数多一人は超有名劇団 『パンドラ』 の舞台に立つことを夢見てやまない青年。
ついに入団試験を乗り越え、パンドラの一員となった彼だったが、その矢先に 『パンドラ』 は、ある人物によって解散を余儀なくされる。
彼女は静かに言う。
「映画を撮ります」 と。
その役者として抜擢された数多は、彼女とたったふたりで映画を創るための日々をスタートすることになるが――。
『全ての創作は、人の心を動かすためにある』 彼女のその言葉が意味するところとは。
そして彼女が撮ろうとする映画とは一体……? 全ての謎を秘めたままクラッパーボードの音が鳴る。
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