学生の頃から大好きだった昔ながらの喫茶店『鳥籠』を譲り受け、26歳にして晴れてマスターとなった高波尚人。<br />ところが、その斜め向かいに、著名なバリスタが経営するカフェが開店し、たちまち客足を奪われてしまう。<br />危機感を覚えた高波は、敵情視察に乗り込むのだが、甘いマスクの店員たちや華やかな雰囲気に出鼻をくじかれてしまった。<br />さらに落胆する高波のもとへ、なぜかライバル店のオーナー・松崎が通いつめてきて……!?