ネバー×エンド×ロール
この街は壁に囲まれている。
札幌を襲った天災から十六年、復興という名の再開発事業のせいで、街は高い壁の中にすっぽり収まっていた。
風変わりなその街で育った十五歳の少年・駆は外の世界への憧れを抑えきれずにいた。
怖いもの知らずの彼は、街一番の秀才・勇夢と幼なじみの夏月を巻き込み、無謀すぎる脱出作戦を立てるのだが……。
そんな夏の日、放課後の屋上に‘過去へ駆ける少女’が落っこちてきて―― !? 悩める彼らの運命が動き始める! 一人の少女が巡る三つの暦。
高い壁に秘められた小さな星のナゾを紐解く、青春ロスタイムストーリー。
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