依頼は殺しのあとに
勤務中に血を吐いて倒れるまでブラック企業で働いていた青年・南は、退職後、「楽をして生きる」をモットーにして、裏社会の団体から小金をせびって暮らしていた。
ある日、霊感商法の団体から金をせしめてホクホクしていたところを、シマを荒らされ怒っている暴力団に囲まれる。
震えながら謝る南だったが、「安心しろ。
殺したりはしない。
死なない程度に痛いだけだ」と言われ、絶望する。
だが、その窮地を一人の男に救われる。
冴えない風貌の彼は、南を勧誘するのだった。
「兄ちゃん、掃除って興味ある? にこにゃんハウスクリーニングで働く気はないか?」
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