時は昭和初期。<br />線路を守る保線手として、二十年以上ひたむきに働いてきた三郎。<br />ある日、彼は一人の若い少女が線路の上で倒れているのを発見する――。<br />仕事一筋に生きる純朴な四十男と少女の淡いラヴロマンス。<br />