合コンに行ったらとんでもないことが起こりました
22歳童貞だった僕は、あの合コンで彼女と出会った。
僕の理想を体現した可愛い女性 ――‘汐野希’。
僕たちは合コンを抜け出して、二人きりで飲みに行った。
惹かれ合う僕たち。
初めてのキス。
幸せな気持ちで僕は帰路についた。
ところが翌日友人に確認すると、汐野希という女性は合コンに来ていないと判明する。
つまり昨日僕がキスした彼女は……‘汐野希’になりすました誰か? やがて僕の日常は‘汐野希’に浸食されていく。
味方は誰もいなかった。
得体の知れない存在に、僕はすべてを奪われる。
乾杯の向こうには、狂気だけが待ち受けていた。
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