七姫物語
七つの宮都市が割拠する東和の地は、時代の変革期にあった。
争う理由を探し出し、異なる未来図に戦いを仕掛ける一宮、二宮の大連合軍。
双子都市に向けられた中央の大軍に、各地方都市の寄せ集め軍は結束を示す。
動乱の最中で、各都市が掲げる平和の巫女姫達は、それぞれの意志を語る。
定まらぬ世界のかたち、幾重にも交差する姫影、夏草が匂い立つ季節の中で、複雑に混じり合うのは東和の模様。
そして、一番小さな最後の姫、東和七宮空澄姫が見る世界と人々、その眼差しと笑顔のための物語。
第六章開幕。
※【電子特別版】として過去「電撃hp SPECIAL 2004 SPRING」に掲載された『七姫物語 挿話 向日葵の光景』と「電撃hp SPECIAL 2004 AUTUMN」に掲載された『七姫物語 東和紀行 晩夏、そして早風』を収録しております。
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