質屋「六文屋」の訳アリな訪問客
紅茶の香り漂う老舗質店「六文屋」を訪れるのは、なぜだか訳アリなお客さんばかり。
悩める人々を迎え入れる店主・片倉十士は、質入れ品に隠された微かな意図‘サイン’を発見するのが趣味なのです。
普段は訪問客に紅茶を振る舞う店員の少女に振り回されてばかりなのですが……。
店主の華麗な目利きと少女のテキトー推理で、質入れ品の甘くほろ苦い過去に迫る──。
「結婚するか別れるかの瀬戸際彼氏にもらったポストカード」 「天国の妻が残した黄色い浴衣」 「海外に逃亡してしまった憧れの先輩に渡された一圓銀貨」 ── そこに潜む謎、買い取ります。
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