兄弟のように育った幼なじみの澄良・千隼・帆嵩。<br />澄良はずっと、千隼に片想いをしていた。<br />高校卒業を機に上京する前夜、初恋を封印しようとする澄良に帆嵩は好きだと想いを告げ、東京でひとり暮らしを始めた澄良を追って部屋に転がりこんできて!? さらに、千隼までもが同居すると言い出して…。<br />「うまくいかなかった恋の代わりにみんな、他の誰かに恋するんだ……それが、俺じゃ駄目?」――すれ違う親愛と恋心の行方は?