神栖麗奈。<br />純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらいに美しく、学園における「絶対」の指針、法律だった存在。<br />すべての人の理想であり、完璧であり、目標であり、そして、救いだった存在。<br /> 彼女は此処にいた。<br /> そして、此処で散った。<br /> それが全ての始まりだった――。<br /> 三津井千美、神栖聊爾、河合さくら、そして、神栖麗奈自身が語る死の真相……。<br /> 彼らがいかに苦しみ、救われたかったのか――。<br /> 新鋭・御影瑛路が描く、『神栖麗奈は此処にいる』 待望の続編。<br />