太陽のあくび
愛媛の小さな小さな村で開発された新種の夏ミカン『レモミカン』。
鮮やかな黄金色の外見と、溢れ出るような豊富な果汁、そして爽やかな酸味が特徴の逸品だ。
テレビの通販番組で取り上げられることになり、村の少年部のリーダー、風間陽介は父と一緒に東京へ乗り込むのだが、番組は失敗。
大量のミカンが売れ残ってしまう--。
父親や片思いの少女らと衝突をしつつも、自分たちが作ったミカンの素晴らしさを信じて奔走する素朴な少年たちを、みずみずしく描いていく。
第16回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作。
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