不器用な君の、
高2の小町は、容姿端麗で成績優秀「エース」と呼ばれる呉月くんに憧れていた。
週番の放課後、小町しかいない教室に呉月くんが現れる。
仕事を手伝ってくれた呉月くんと2人きりの時間――。
「こまち、って、かわいい。
和歌好きなの?」お互いの名前の由来が和歌にあるという、小さな共通点を見つけた小町の心は有頂天に。
でも、その帰り道、呉月くんには大切にしている彼女がいるとわかって……。
憧れが恋に変わった瞬間、小町の切ない片想いがはじまった。
この恋はまるで、古人が詠んだ悲しい恋の歌に似ていて――。
和歌の調べに重ねるように紡がれる「好き」って気持ちに、読む人みんなが大感動。
今年最高の片想いラブストーリーがついに!
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