φの方石
人々を魅了する様々な服飾品に変じることのできる立方体、方石。
この技術のメッカである神与島で方石修繕のアトリエ「白幽堂」を営む若き職人、白堂瑛介と居候のインターンシップ生、黒須宵呼はアトリエに舞い込む方石絡みの事件を解決していた。
お盆前のある日、宵呼とともに実家を訪れた瑛介の前に死んだはずの幼なじみ・繭子が現れた。
瑛介の所有する‘φの方石’を返せと迫る繭子は、宵呼をも巻き込んで力づくで瑛介からすべてを奪おうと画策。
そして、過去の意外な真実が明らかになった時、瑛介の‘石拾い’は驚愕の結末へと――。
更新中です。しばらくお待ちください。