こひすてふ
神童と持て囃されたのも今は昔、ただのひねくれ女子高生になり果てた御厨紀伊。
そんな紀伊が平安時代へタイムスリップ、そこで出会ったのは格好いいけどぶっきらぼう、プライド高くてちょっと優しく、そして誰よりも和歌への情熱溢れる三十六歌仙の一人、壬生忠見だった。
平安時代での日々を送るうち、紀伊はときにいがみ合いながらも壬生との距離を縮めていく。
しかし、壬生にはある未来が待っていた。
時の村上天皇によって催された歌合での勝負に敗れ、悔しさのあまり悶死するという――。
はたして二人の関係の行方は、そして壬生の運命は!?
更新中です。しばらくお待ちください。