叔父の策略で無実の罪を着せられ全てを失い、絶望の果てに自殺した父。<br />たった1人残された高校3年生の樹里に父が託したものは、住所が書かれた1枚のメモだった。<br />父の遺志に従い、メモを頼りに訪ねた先で、思いもよらない父の過去と、心優しい父の知り合い達と出会う。<br />父の無実を晴らす決意を胸に、樹里はそこで新しい生活を始めた。<br />そして、謎の青年ハルと出会ったことで、樹里の運命が大きく変わっていく。<br />