なぜか本来知るはずのない天使の知識を記憶し、過去の経験から言葉を信じられないでいる柴田晴友。<br />機関によって黒い歪な翼を植え付けられ、自らを七番目の代替天使だと名乗るナナ。<br /> 心を開こうとしないナナに形だけの言葉を放つばかりの晴友。<br />だが、交流を重ねるうち、二人の心は近づいていく。<br /> しかしそこで、ナナを生み出した機関の陰謀が動き出す。<br /> 想感応、代替天使、蝶紋斑、空を継ぐもの──様々な思惑が交錯する中、二人が切り開く未来とは?