旅籠屋あのこの
霧の街・釧路の幣舞橋を少しこえた先に、その宿はある。
紺と白、二色の暖簾がゆれる古民家風の《旅籠屋あのこの》。
この宿のモットーは「どんな客人も、来るもの拒まず」。
そこは死者も生者も訪れる、‘あの世’と‘この世’を結ぶ宿だった――。
ひょんなことからここの新米従業員となった丸子のもとに、なにやら‘ワケあり’な客人がやってきて……。
料理番の南郷さん、神出鬼没な宿の主・紫鶴。
ちょっぴり変わった面々と、不思議なお客が集う宿で、今日も素敵なドラマが始まります。
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