大好きなすみればあちゃんが、1年前死んだ――。<br />純平が住む小さな町・虹色町には、何でも揃うコンビニがある。<br />お店を作ったのは、町の人気者だった純平の祖母・すみればあちゃんだ。<br />そんなばあちゃんが残したのは、18歳の純平をコンビニオーナーにするという遺言だった。<br />自信のないままオーナーになった純平だが、個性豊かなスタッフとお客に囲まれ働くうち、すみればあちゃんの想いを知ることになり……。<br />切なくて温かい、こもれびの物語。<br />