祭礼に沸く京の夏。<br />晴明さんは桃花と共に浴衣をまとい、今日も休暇を満喫中。<br />光ゆらめく「京の七夕」を経て桃花が誕生日を迎えた頃、「五山の送り火」に中止の危機が訪れる。<br />鍵を握るのは、室町時代のある姫君――。<br />