「俺以外に誰がいる?」 傲岸不遜にして毒舌。<br />けれど一度法廷に立てば、負け知らずの‘法廷の王様’霧島に舞い込んだのは、ストーカー殺人で起訴された青年の弁護だった。<br /> とある事情から固辞する霧島だが、見かねた上司の計らいで渋々ながら元気が取り柄の新人女性弁護士・雨宮とともに弁護を引き受けることに。<br /> 青年の自白と‘完璧’な状況証拠によって有罪確実な事件を逆転すべく、霧島が暴いた真実とは――!? 軽妙かつ爽快。<br />法廷小説のニューヒーロー登場。<br />