賭博師は祈らない
ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと対立し、一度はすべてを失ったラザルス。
だが賭博師としての矜持を奪われ、地の底を這いつくばったその先で、彼は自らが進むべき新たな境地へと辿り着く。
再起したラザルスはフランセスにも勝利し、ジョナサンとの全面対決を掲げた。
かつて帝都にいた友人たちが残した、ちっぽけな約束を守るためだけに。
一方、ラザルスの無事に安堵したリーラだったが、彼女は故郷へ帰る為の乗船券を渡されたことに戸惑い、自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされる。
――『私は、ご主人さまが好きです』 そしてラザルスはリーラとの関係にひとつの答えを出すことに。
二人の物語に訪れる結末は、果たして。
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