「わかったでしょう? 邪魔よ」親友の瞳から、そう告げられた菜乃。<br />しかも心葉【このは】は、そんな瞳とつきあうという! 仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去──人を死なせたと噂された3年前、彼女の側にいた人物が姿を現す。<br />瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない! 心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は1冊の本を差し出し……。<br />瞳が抱く秘密とは? そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は──。<br />