「ゆとりはね、ヒロシくん――君に、正義のヒーローになってほしいの」俺の前に突如、現れた謎の発明少女・一之瀬ゆとり。<br />嫌だよ、ヒーローごっことか、もう。<br />って、おい! 何をする!? お前のせいで、愛しの明神さんに嫌われて、家まで追い出されたじゃねーか!! くそぅ、俺は一之瀬の言いなりにならざるをえないのか――。<br />で、何すりゃいいの? 悪の組織に対抗するための発明品『ゆとりガジェット』の実験台? 絶対ヤバい!! 電波系妄想発明ラブコメディ!