九十九衆の急襲を受けた暁月達は敵機関甲冑を退けることはできた。<br />しかし、その騒動の最中に沙霧が攫われてしまう。<br />そう、敵の目的は豊聡の姫君である彼女を旗頭にした豊聡再興だったのだ! 江波での一連の事件が繋がっていると確信した詩織は、暁月の監視を福嶋家に任せ、手がかりを追い沖合いの離島に向かうのだが……そこに待ち受けるのは豊総の亡霊が生んだ巨大機関甲冑〈冥皇〉だった! 鋼の機関と導術が織り成すハイブリッド戦国記、第2巻登場!