先王の落胤だったヴィークからの求婚を受けたシルヴィア。<br />物語は 終結(ハッピーエンド)……と思われたある夜。<br />隣国で公務に追われているはずのヴィークが現れ、彼女の唇を強引に奪った! 「そなたの口づけが必要だ」いつもの余裕の欠片もないヴィークに驚くシルヴィアだったが、どうやら先の呪いの影響で、ヴィークは災厄の魔女エイメリーに体を乗っ取られてしまったようで――!? 愛を告げられない‘呪われ姫’の想いが真実の愛を導く、感動の最終巻!