二学期が始まって早ひと月。<br />高原学園高校は数週間後に控える学園祭の準備で活気付いていた。<br />そんな中、彼女は言った。<br />「もうやめようと思ってるんだ」唐突な申し出に思考が追いつかない節に、彼女はさらに言葉を継ぐ。<br />「《ゲーム》のことだよ」予想外の展開に節は、彼女の真意を推し量ろうとするが、その時の彼はまだ知らなかった。<br />この告白が誘う《正解》の向こう側に待つ運命と勝者を――! 魅惑のデッド・エンド・ハーレム衝撃の最終章開幕!!