雪斗には気になる人がいた。<br />芸術学科の小海澤有紗。<br />無表情、無感情で人と関わろうとせず、奇行も多いが、落書きすら数百万の価値がある百年に一度の天才。<br />そんな彼女となんとか友達になった雪斗だったが――。<br />