無能や背信の指揮官に足を引っ張られつつも、軍師レジスの策により、アルティーナはエルトリア教国を降伏せしめた。<br />しかし、元帥となった彼女に帰還は許されない。<br />新皇帝ラトレイユからの勅命が下る。<br />『ヒスパーニア帝国を征服せよ』命令には不服ながらも、第四軍は隣国へと侵攻した。<br />大砲と小銃で圧倒するも、敵国には’神の子’と謳われし軍師がおり……!? 覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー、第十四弾!