遠鳴堂に珍しく訪れた古書修繕の依頼。<br />その本に込められた想いを紐解いたとき、明の両親と倫太郎にまつわる悲劇的な過去が白日の下にさらされる。<br />動揺する明に対して、倫太郎はひとつの決断を下す。<br />