必要とした人しか見つけることができないが、そこに行けば確実に必要とする品が手に入るという、奇妙な雑貨屋「奇貨屋・芙蓉庵」。<br />そこで働くことになった青年遼太が見たのは、訪れる客が心に抱える傷と闇だった。<br />