江戸の中心から離れ、ひとり暮らす薬師・守屋真。<br />江戸府内で一通りの医学を学んだのち渋谷町に居をかまえ、江戸の中心とを往復しながら暮らしを立てている。<br />そんな守屋は着流し姿で背に刀傷のある男を助けるが……。<br />