仙台の片隅に佇む鄙びた古物屋。<br />店に似合わない美しい店員は眼帯をしていた。<br />そんな店だからか、持ち込まれるのは奇妙な品ばかり。<br />屋根裏の湯呑、不幸の玩具――。<br />彼女の鑑定‘思い出読み’がつなぐ、想いと縁の物語