医学部へ入学する僕は、桜が美しい春の日に彼女と出会った。<br />明るく振る舞う彼女に、冷たく浮かぶ‘300’という数字。<br />それは‘人生の残り時間が見える’僕が知ってしまった、彼女とのさよならまでの日数で――