5月28日、日曜日。<br />不思議な綿星に触れてから、僕と莉央は同じ日曜日を繰り返している。<br />これは僕の望み。<br />今日が続く限り彼女の命が消えることはない。<br />しかし繰り返す度、僕の中から莉央との思い出は消えていき――