歌姫がついにやってきて、街はいよいよお祭り騒ぎ。<br />それでも、ユウは相変わらずマイペースで深夜営業を続けていた。<br />だがある雨の日、店先で「行くところがない」と座り込む鳥族の少女ティセがいて――