弁護士の栖本は五年ぶりにかつての恋人、瞭子に会い、未だに彼女を忘れられない自分を知る。<br />ところがその翌朝、瞭子が刺殺されたという連絡を受け、彼女の本当の過去を追い始める。<br />日本推理作家協会賞受賞作。<br />