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山の屍

カルチャースクールで小説の勉強を始めた純子は、受講生仲間から‘取材をかねた売春’を勧められた。
好奇心に負け、指定された新宿のホテルに行くと、高見友一が待っていた。
情事の後、金銭を拒否する純子に高見は自分が書いた「山の屍」という小説を託す。
純子はこの小説を自分の作品として懸賞小説に応募し、新人賞を受賞してしまう。
ある日、純子を仰天させる電話がかかってきた。
それは高見が登山中に転落死し、純子を「一億円の保険金」の受取人に指定しているという内容だった。




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