この本に集められた警句を読めば、読者は思わずニンマリするに違いない。<br />ポーの再来といわれ、芥川龍之介の「侏儒の言葉」にも大きな影響を与えた短編の名手ビアスが‘インク代わりにニガヨモギの汁を使用した’といわれる皮肉な文章で、現代文明と人間性を鋭く風刺する。<br />現代人必読の書。<br />