学生時代。<br />それはバイトの時代である! 若さがホトバシって、お金が足りなくなって、しゃかりきに勤労にいそしんじゃう日々なのだ。<br />製本工場で巨大カッターにおののき、肉まんの点つけ作業に発狂しそうになり、配達するはずのエロ本にどうにもときめいてしまう。<br />安い時給に騙され、泣いた、嗚呼、青春のバイト生活。<br />誰もが思わず膝を打つ、はらだ印のはたらくエッセイ。<br />