神楽坂の裏通り。<br />朝オープンするという怪しげなバーにいるのは、魔女のようなママと、謎のイケメンバーテンダー・イズミ。<br />幼なじみの楓太にこのバーに連れてこられた就職浪人中の隼人は、イズミにうまく丸め込まれ、なぜか素人探偵をすることに。<br />月夜小路の野良猫へのいたずら書きが頻発、犯人を捕まえて欲しいというのだ。<br />急に慌ただしくなる日常。<br />だがふとした折、ある‘殺人’の記憶が、隼人の脳裡にフラッシュバックする──。<br />