「小論文の神様」日本を一歩でたら、大ピンチに!? 1995年3月、平壌から50キロ離れた西海閘門に車で連れて行かれた。<br />西海閘門は金日成が思いつきで海に門をつくった場所だ。<br />車は時速100キロを越すスピードでとばし続ける。<br />タイヤはツルツルのボロ車だ。<br />恐怖を感じるなか、私はその理由を悟った。<br />運転手は貧しい市民の姿を日本人に見せたくないのだ――。<br />30年間、30カ国旅行、その知識と経験を‘一般公開’!