作家・泥江龍彦の義母の死から始まったお家騒動。<br />借地契約問題やら、さまざまな後始末、トラブルやらで、心労、疲労が重なりながらも泥江夫妻は、くじけず家を立て直したのだった。<br />新築の家が完成するまでに、いかなる道程をたどったか清水義範風に綴った奮戦記。<br />楽しく読めて、なおかつ家を建てるプロセスがわかる長編小説。<br />